IE8以下では、上のヘッダーの左右のボタンを押しても、メニューを開閉できません
京焼を発展させた乾山
2007.04.05
先の章では京都の仁清という陶器の名工を紹介しました。仁清が晩年を迎えた頃、次の天才が京焼の世界に出現しました。すなわち乾山です。
尾形乾山(1663?1743)は仁清の技を受け継ぎながらも、独自の焼風と絵付けの形を完成させました。それは陶土に濃い白泥を施し(白化粧等)その上に絵付けする、または絵とともに詩などを入れるというものです。
また尾形光琳の弟に当たる乾山は、琳派の影響を受けた大胆な柄と絵付けで作品を表現しました。こうした乾山の技法も現在まで伝承され、京焼の基本とされています。
ここに掲載した作品をはじめとする乾山写しの陶器は、うるはし堂で取り扱っております。お客様には1個のご注文から承り、ご注文分だけ制作したものをお届けします。詳しくは、お問い合わせください。