火入れを制す、新たな調理道具 ANAORI kakugama
2022.08.12
火入れによって食材の細胞組織が破壊されてしまうことに着目し、ANAORI Inc.が日本料理人と共同開発したカーボン・グラファイト製の調理道具「ANAORI kakugama」をご紹介します。
カーボン・グラファイトが高い熱伝導性、耐熱性、蓄熱性に優れ、遠赤外線効果を発する特徴を活かし、各パーツを適切な形状にすることで短時間かつ、炭火で熱したような火入れを可能にしました。
カーボン・グラファイトによる効果
本体の内側には、伝統的な羽釜の芋型を再現。この形によって対流が生まれ均一に熱が行き渡ります。また、本体を四角くすることで四隅に熱が蓄えられ、火から下ろして余熱でも食材の中までしっかり火が通ります。
内側にはセラミック・コーティングが施されているので、食材が焦げ付きにくくお手入れもスムーズです。
外蓋は単品でグリルパンとして使用が可能です。熱伝導率が良いことから火加減を瞬時に反映し、熱を均一に行き渡らせて美しい焼き目に仕上がります。
ヒノキの内蓋は、湿度や蒸気などの水分量を調整できるほか、食材へヒノキの香りをうつして楽しめます。
これ1台で炊く、焼く、煮る、蒸す、揚げる
お米を炊くと、土鍋や羽釜で炊いたような粒が際立つ、もっちりふっくらとしたご飯が炊き上がります。
kakugamaのグリルパンで焼いた肉は中心部まで素早く熱が通り、ほぼ均一なピンク色に焼き上がります。
煮物は食材と食材がぶつかり合って煮崩れを起こすことがなく静かに中まで火が通り、煮汁の濁りも軽減されます。
密閉性の高いkakugamaで蒸すと、食材の水分はもちろん風味や栄養素も逃しません。遠赤外線の効果も作用し、素材の甘みや旨みを引き出します。
揚げ物は外がカリッと中は水分が保たれたまましっとりふっくら。まるで蒸し焼きのような揚げ上がりです。
2サイズ展開
イマイ厨房ではお試し用に貸出しも行っておりますので、お気軽にお問合せください。
ANAORI kakugama 公式サイト