IE8以下では、上のヘッダーの左右のボタンを押しても、メニューを開閉できません
涼を演出する透かし彫り
2008.04.25
陶磁器の側面に穴を開けた透かし彫り模様について述べてみましょう。
透かし彫りとは本来、器の用途上どうしても必要な場所に彫られた模様です。たとえば香を焚くための香炉には空気穴が必要で、かならず菊や七宝紋型の透かしが施されました。こうした実用性から発した造形が、やがて一般の食器にも美しい形となって波及したと考えられます。
透かし彫りは涼しさ、爽やかさを感じさせるため、5月から9月頃までの暑い時期の器として使われるようになったのでしょう。
写真の商品の詳細につきましてはうるはし堂まで お問い合わせ ください。