IE8以下では、上のヘッダーの左右のボタンを押しても、メニューを開閉できません
京の夏の風物詩、祇園祭の器
2009.06.30
京都三大祭りの一つ、祇園祭の季節が今年もやってきました。7月1日から7月31日までの1ヶ月に渡る祭礼の中でも、ハイライトは山鉾巡行です。山鉾巡行の順番は「くじ取り式」で決められますが、長刀鉾は「くじ取らず」、必ず先頭を行きます。そんな長刀鉾を写した島荷平作楽焼の器3点をご紹介します。
デフォルメされた形や絵付けなど、どれも島荷平独特の優しく可愛らしい雰囲気があります。鉾先蓋物は、鉾の屋根を飾る赤い網隠しから鉾頭までを器にしました。また交差点で鉾の方向を変える「辻廻し」時に注目されるのが鉾の車輪。その車輪の形をそのまま器の形にした鉾車(ほこぐるま)珍味入もユーモラスです。それぞれお料理に合わせてお使いいただくと演出も際立ちます。
ご紹介しました器の詳細につきましては、うるはし堂までお問い合わせください。7月31日には八坂さんの疫神社(えきじんじゃ)で夏越祭があり、茅の輪をぬけて厄除け祈願をします。鉾に茅の輪の飾りを加えた夏の風物詩の演出もおすすめです。